エア発電(1)


みんな考えていると思うのですが、あまり話に聞かないので課題がたくさんあるのかな?と思いますが、やってみる価値はあると思います。

夜間に水を山の上などにポンプでくみ上げてお昼にその水を使って水力発電をする揚水発電は有名ですが、夜間の深夜電力を使ってエアタンクにポンプでエアを圧縮して保管します。
翌日、昼間の電力ピーク時間帯にポンプで圧縮したエアを使って風力発電機をまわして発電します。

夏場なら、エアタンクを黒塗りにすることによりさらに熱膨張して気圧が上昇し発電量が増えると考えます。

エア発電の発電機は筒の中に風を通す仕組みで、複数の風力発電機(数十機)を仕込むことにより発電量を増す計算です。
タンクさえ設置すればどこでも発電可能だし、サイズが小さくても小規模発電が可能と考えます。
タンクは丸形が良いのでしょうが、設置場所等を考えると円筒形が良いと思います。
スペースに余裕があるのであれば丸形でもいいですが、円筒形なら昼間の熱膨張による気圧アップを利用しないのであれば、地中埋設も可能です。

さらに排気を再利用するのであれば、以下のようにエアタンク1と2に深夜電力を使って溜めます。


そして、エアタンク2に溜めたエアを使ってエア発電を行います。
排気は排気弁から外に放出されます。
エアタンク2のエアがなくなったら、次にエアタンク1のエアを使いますが、最初の高い気圧を放出する時に半分から1/3ほどはエアタンク1に戻してやります。
これで少しはエアタンク1にエアポンプ1を使って空気を圧縮する電気代の節約につながります。

エア発電の良いところは地上でも地中でも水中でもどこでもエアタンクを設置することができる点です。
地中に埋める場合は都会でも発電可能でしょう。
風力発電機もパイプ状の中にたくさん入れることにより発電量を増すことができると思います。
水力発電のように決まった高さから水を落とすのではなく、空気は下から上にでも圧力をかけてあげればOKなので発電機の数量を増やすことができると思っています。