電気二重層キャパシタ・電気二重層コンデンサ



地域蓄電所構想
電気二重層キャパシタ・電気二重層コンデンサ・EDLC・Electric double-layer capacitor


(ご注意)間違ったことを書いてしまっていたら ごめんなさい。

電気二重層キャパシタは今や自動車にも搭載されていて かなり有名な蓄電器となりました。
しかしながら、まだまだ低容量・高価格であることもあり、普及に時間がかかっています。
たくさんの人が使ってスケールメリットを生かすことにより電気二重層キャパシタの低価格化が実現できるでしょう。
まず、たくさんの電気二重層キャパシタを何に使うのか?
福島第一原子力発電所の事故により、新エネルギーの模索が急展開しているなかで、現実的に効果のある対策のひとつが夜間の余剰電力の蓄電です。
夜間に発電した余剰電力をお昼の時間に使うことにより、発電量を一定に保ちやすくなり発電コストの低下につながります。
また、急な電力需要も蓄電した電気二重層キャパシタがバッファ機能を果たして対処してくれると考えています。
どこに作るのか?
各変電設備のある場所に作る?地域蓄電所設備?
実際、変電所設備のある場所に作るのもいいかもしれないですが、おそらく蓄電する電圧が高圧になるでしょうから電気二重層キャパシタを使うのであれば、さらに電圧の低い各家庭への設置が望ましいでしょう。
商業施設や一般企業・一般家庭であれば、AC100Vです。
まだなんとかなりそうです。

電気二重層キャパシタのセルの耐圧を2.3Vと考えると100セル直列で230Vですね。
ACをDCに変換して230Vまで充電し、電気二重層キャパシタを230V~100Vまで使ってACに変換する。
なんか効率悪すぎて電力がなくなってしまいそうです。

極力コストもケチって50セル直列で115Vにし、電気二重層キャパシタの115Vから下を使ってステップアップコンバーターで昇圧して交流に変えるとか…。
また、このようなものがたくさん作られて流行しだしたら DC12V運用できる家庭用製品が増えるかも?
電気二重層キャパシタに夜間電力を利用して蓄電し、昼間にDC12V機器に使う…と 効率が良くなる。

充放電効率の問題ですが、捨てている電力の有効利用なので、これは電力会社や国が補助金を出して穴埋めすればいいのではないかとも考えます。

大きさはどれくらいになるのでしょうか。(次ページへ)