乾電池への応用
(画像のキャパシタは本文とは関係ないです)
電気二重層キャパシタとDCDCコンバータをセットにした乾電池型の製品開発も考えられていたでしょう。
容量は別にして 単3電池型の電気二重層キャパシタの充電時間が数秒で約80%充電…!! とかできたらびっくりします。
充電器は専用充電器で充電。プラス端子は電池型キャパシタの横から別に差せるようにして充電したりします。
実質、乾電池に比べて電気二重層キャパシタの蓄電容量がかなり小さいので無理かもしれないですが、将来リチウムイオンキャパシタなどの製品化により、乾電池型のキャパシタの試作は可能でしょうね。
ただ、製品化はまず無理かもしれないです。
電気二重層キャパシタの最大の長所は見方を変えると最大の欠点になるからです。
13年以上も使える電子部材を市場に投入すれば新規購入はあっても リピートはほとんどありません。
長期間動作する電気二重層キャパシタ製品を見て思いました。
あるキャパシタメーカーの人は言いました。
「長持ちしすぎるんですよ…。」
その気持ちわかります。
電気二重層キャパシタメーカーと電池メーカーは同じである場合もあります。
乾電池は莫大な利益を生むリピート商品。
この利権で生活をしている人はかなりいると思います。
使い捨て… どれだけありがたい商品なのでしょうか。
まぁ本気で戦ったらつぶされるでしょうね。
電気二重層キャパシタの用途は乾電池と競合しない製品への応用が良いのかもしれません。