小型のソーラーモジュールの作り方




簡単に小型のソーラーの作り方を説明します。

1.ソーラーセルのカット
2.ソーラーセルのプラスからマイナスへの結線
3.ポリカーボネートなどのケースにソーラーモジュールを入れる
4.2液常温硬化型のソーラー用シリコンポッティング材を投入して液中のエアを抜く
5.硬化させて完成

ケースがアクリル樹脂の場合は密着性向上のためプライマー塗布が必要な場合があります。
ソーラーケースとソーラーセル表面の間に空気の層ができてしまうと発電ロスにつながります。

実際に作る場合は海外での生産となるでしょうが、性能アップ?のためというより時間短縮のためにソーラーセル枠を作ったりすることも必要かもしれません。
そして、この枠ごとポッティングします。




また、海外製ですが、黒ガラス板の上にソーラーモジュールを両面テープで固定しエポキシ樹脂?で固めたタイプもよく見ますが、モノによっては経年劣化というか数ヶ月でエポキシ樹脂が紫外線で茶色になり発電効率が落ちるものもありますので注意が必要です。



ちなみに大型のソーラー?というかガラスを使ってアルミ枠で固定したタイプは、だいたい以下のような構造になっています。

ソーラーモジュール用のガラス板にEVAシートを置き結線したソーラーモジュールを置きます。
再度EVAシートを置くことでソーラーモジュールをEVAシートで挟み込むようにします。
そしてバックシートを置きます。配線等の処理はしておきます。
この状態で熱をかけながら真空状態にしてガラスとバックシートの間のエアを抜きます。
強度アップとソーラーの横面からの浸水を防ぐためアルミ枠を取り付けます。